みそ汁しる

ジャニーズにはまったのではてなブログをはじめました

エイトとWESTの違いについて

現在、関ジャニ∞がグループとして俄かに盛り上がりを見せている気配がします。ジャニオタではない(実はいまも自分がジャニオタだという自覚はない)わたしがこういう空気を肌で感じるのは、「花より男子」以降、全国放送で冠バラエティ番組を次々やりだしたころの嵐以来かなあという感じがします。

またエイトに関しても、これまで積み重ねてきたものや磨き上げてきたものはもちろんありながらも、おそらく関東のお茶の間でそのグループとしてのあけすけな魅力を広く知られるきっかけになったであろう「関ジャニ∞クロニクル」という番組や、ジャニーズにそこまで興味のない層をも取り込んで盛り上がっている音楽番組「関ジャム」なんかの存在が、起爆剤になっている部分もあるのではないかなと察します。

事務所のみならず、テレビ業界や音楽業界の人たちに「この素材ならいける」と思われることって、とても大切なことなのかもしれません。

さて、同じ関西出身のグループということで、何かと一括りに語られやすく、また直系の先輩後輩という間柄でよく名前も出てくるエイトとWESTですが、個人的には、かなりパキッとした違いを感じていたりもするので、今回はそんな話をつらつらしてゆきたいなあと考えております。お付き合いください。

 

 

まず一つに、二組の違いについて、わたしが直感的なものとして感じたのは、世間の男の子たちの「かっこいい」の指針が、頑なに「バンド」にあったころの世代の魅力を凝縮して魅せてくれるのがエイトならば、ジャニーズWESTは、あきらかにそれ以降の、「かっこいい」の指針が「ダンスミュージック」に移り出したあとに出てきた世代のグループではないか、ということでした。

これは各グループの立ち居振る舞いや楽曲性からも感じることで、(基本的にこの前提には"アイドルでありながら"が付くのですが)エイトがどこまでも、そこで起こる"生っぽさ"を追求する、剥き出しの迫力や荒々しさ、込み入った縦の人間関係の妙が魅力のグループであるなら、ジャニーズWESTは、それよりは"電子音"と相性の良い、グループ内であらかじめ受け取りやすくまとめあげたものをこちら側に提供してくれる、横の連携とアイドル性の高いサービス精神が魅力のグループではないか、と感じます。

この、エイトの「バンド」に相応するグループとしての"武器"が、これからWESTにとって何になるかはわかりませんが、そこでわたしが感じることは、武器を見つけ出す、ということはもちろん大切だとしても、その武器を「磨き上げる」ことのほうが、実はより大変であり重要なのではないか、ということです。その"武器"をもってして、周りを納得させられ、それで勝負できるようになるまでは。

関ジャニ∞にとっては、それが"今"だったということではないか、と思うのです。

グループとしてこれまで以上に向上してゆこうとする強い意識や、積み上げてきたものが実り出すタイミング、冠番組の傾向の統一や、全国的な知名度の上昇、またSMAPという大きな存在の解散により、音楽番組と連動しつつ、時代とリンクした音楽性を体現しうる企画力を備えたグループの枠が移って来た、ということも、もしかしたらあるのかもしれませんが、その流れが一つにまとまってきた先が、"今"なのではないかと感じるんですね。

しかしここに至るまでには、"アイドル"と"バンド"という、いわば対極のジレンマに挟まれながら、それでもジャニーズの流れの中にある(男闘呼組TOKIOなどの)ものとして、じっと爪を研いできた時期というのが、おそらくあったのではないかと察するんです。

やることをやりながら、一方でずっと自分たちの武器を磨き上げてきた時間が。

そういう中で感じるのは、「関西色」というのだって、きっと一時は彼らの身を助ける一つの"武器"になり得たのだろうと思うし、「やることをやる」時期だって、絶対的に必要なのではないか。ということなんです。

与えられたことを全うする。イロモノをやり通す。その中で自分たちだけのカラーや他にない強みを模索しながら、しかし目の前のことに手を抜かない。

そこから見えてくることだって、きっとあるんじゃないかとわたしは思うんです。

 

 

関ジャニ∞ジャニーズWESTは、単純に言えばグループ歴がまず違います。なので、エイトにあるものがWESTにないのも、見つけられていないのも、ある意味では当たり前じゃないかと感じるんですね。それは当然だとわたしは考えます。

その中で、似たような境遇にいながらも、しかしつねに大きな背中を見せてくれている先輩グループがいることを、それなのに、ちゃんと自分たちを「ライバル扱い」してくれている、その感謝と誇りをしっかり胸に抱きながら、自分たちなりに進んでゆけばいいんじゃないかと、わたしはジャニーズWESTに対していま、そんなことを感じているのです。